教員の車事情

通勤や出張等のため,自動車の取得がほぼ必須となっているのが教職員です。

都市部の学校では,車での通勤や乗り入れが禁止されているところもあります。

しかしながら,地方の片田舎に学校がある場合は,公共交通機関が発達して

おらず,通勤のために車が必要となります。また,家庭訪問で生徒の自宅に

行かなければならないときにも,田舎ほど車でなければ行くことが困難です。

加えて,部活動での使用も必要とされます。

では,どのような自動車を購入することが多いのかをお伝えします。

1.管理職:高級セダン

管理職とは学校長,副校長,教頭,副教頭,事務室長等が該当します。

管理職の先生でも,特に校長先生はセダン率が非常に高く,バイクや軽自動車の先生は

見たことがありません(私の主観)

週のほとんどが出張のこともあり,高級セダンであれば学校長として恥ずかしくないと

考える先生が多いのでしょう。

副校長や教頭は,校長のセダンよりも価格が手ごろな車を購入することが多いです。

校長がクラウンだったら,副校長・教頭はクマークⅡやチェイサー,クレスタなどで

しょうか(年齢がばれそう)

近年では,ハイブリットやEV車に乗る校長先生も少なくないので,理由がなければ

それを超えるような車格にはあまりしません。

2.年配教員(独身):高級外車

50代で管理職でない先生は,外車に乗っていることが非常に多いです。

私が見た中では,メルセデス,BMW,アウディ,アルファロメオ,クライスラー

フォルクスワーゲン,ミニなどでしょうか。流石にフェラーリやマクラーレン,

ランボルギーニは見たことがありません。あと,レクサスは見ます。

年配の独身の先生は,高級外車に資金を回す余裕があるのかと想像します。

子どもがいなければ,教育や養育へ資金を回す必要がないからです。とても羨ましく

思うこともあります。

3.中堅教員(既婚):ミニバン

30後半~40代の先生方の多くは,ミニバンを購入することが多いようです。理由は2つあります。

1つ目は,家庭の事情からです。結婚して子ども2人の4人家族と仮定します。

家族の要望で

(1)家族4人が乗れる

(2)荷物も多く積める

(3)ベビーカーやチャイルドシート,自転車なども運べる

(4)年に数回,どちらかの両親を乗せることがある

(5)夫婦のどちらも運転できる

以上の条件をすべて満たすのが,ミニバン以外にないからです。

ミニバンが好きならばそれでいいんですが,スポーツカーなど個性的な車が好きな

場合はセカンドカーを持つしかありません。そんな余裕はありませんが。

4.運動部顧問:ミニバン

運動部の顧問(主顧問であればなおさら)はミニバン以外に選択肢はありません。

運動部の顧問は大会や練習試合のときに,生徒を引率します。競技に必要な用具を顧問が

会場まで運ぶことがよくあります。また,都市部では考えられませんし禁止もされていますが

顧問が大会会場まで生徒を乗せて移動することもあります。

大きな声では言えませんが,所管の教育委員会は教員の車に生徒を乗せることを禁止してます。

保護者や管理職が許可しても,認めていません。万が一,事故を起こした場合は懲戒処分の対象

となってしまいます。

では,なぜそんなことをしているのか。

答えは簡単で,生徒の移動手段が他にないからです。

地区大会を勝ち上がり,都道府県大会に出場したとします。多くの場合は県庁所在地で

大会が開催されることでしょう。田舎の学校では,大会会場に行くまでの交通手段が貧弱で,

車での送迎でなければ参加できないことがよくあります。

私の場合は,自宅から学校まで車で40分,学校から大会会場まで高速道路を使用して2時間,

下道だと3時間かかる場所で都道府県大会が開催されたことがありました。

「大会前日に宿泊すればいいじゃないか」という考えもあります。しかし,当時勤務していた

学校の内規では,大会出場生徒の宿泊費補助の上限¥2,000が定められていました。

残りの宿泊費は誰が負担するのでしょうか。そう,保護者です。

大会に出場する生徒はそれでもいいでしょう。大会に出場せず,帯同のみの生徒の

保護者は納得しますか

私が保護者だったら納得しませんし,まさにそのようなご意見を頂戴したこともありました。

丁寧に説明をしましたが,結局その生徒は帯同しませんでした。学校待機となりましたが,

部活動の日(全員部活動に強制所属をさせる学校でした)なので,顧問・副顧問不在で,当日

誰がその生徒を掌握するのかで生徒指導主事(生徒指導部長)の先生と激しい意見交換をしま

した。結局,当日学校で活動する先生にお願いをしました。

誰が好きで生徒を帯同させないというのでしょうか。

5.若手~中堅(独身):SUV,コンパクトカー,軽自動車

20~30代前半の先生は,自分の好きな車を購入しています。

趣味がアウトドアであればSUV,低燃費がよければコンパクトカー,車そのものにあまり

興味がなければ軽自動車等,自分のライフスタイルに応じて車を選んでいることが多い

ように感じます。

これが普通のことで,それができない教員が異常なんでしょう。

6.まとめ

役職や家庭環境,部活動顧問の有無によって車の選択肢があまりありません。

自由なのは結局のところ,独身で運動部ではない先生=年配の先生です。

それ以外は,様々な外圧のため,好きでもない車を購入して乗っているのです。

特に運動部の顧問は最悪で,ミニバン好きの先生以外は自分の車を自分の意志で

選ぶことすらできません。

完全に仕事がプライベートに悪影響を与えています

私はミニバンを好きでも嫌いでもないので,何とも言えません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました