「勉強は何の役に立つの?」

こんな質問をされて困った経験はありませんか。

自分の子どもや生徒に聞かれ,子どもや生徒が納得するように答えることが

大変難しいと思います。

みなさんは,本当に勉強が役に立つと思っていますか

そのような場面で,私がどのように答えているかを知ることで,みなさんの

ヒントになれば幸いです。

1.勉強が役立つかどうか

勉強したことが役に立つかどうかはわかりません。

しかし,「長い人生において1回くらい役に立てばいい」のではないでしょうか。

これは私が父親に質問した時に言われたことです。

人生の中で1回,役に立つ場面があればそれは勉強する価値があるということです。

その時は納得できませんでしたが,今はなるほどと思っています。

なぜなら,自分の興味や関心がどのように変わるかなんて,本人にもわからないからです。

だから幅広く勉強することで,興味・関心が変わったときに役に立てばいいのでは

ないでしょうか。

2.生徒に対して

授業をしていると,勉強が何の役に立つのかわからず,勉強したくない自分を肯定するために

このような質問をして,勉強することがあたかも不毛であるかのように捉える生徒がいます。

そのような場面で私は次のように話をします。

生徒:勉強って何のためにするんですか?

私:人生の中で1回でも役に立てばいいじゃない。

生徒:いつ役に立つんですか?

私:少なくても,単位を取得して進級・卒業するために役に立つよ。

  勉強をしたくなかったらしなくてもいいよ,卒業できなくなるだけだから。

  だから,一緒に勉強して卒業してから自由にするのがいいと思うよ。

生徒:・・・。

これで納得すれば話は早いのですが。

3.まとめ

この説明で納得できない生徒ももちろんいます。

では,どのようにすれば生徒は納得するのか。

それは,日頃の生徒との関わり方が重要です。

信頼関係を築くようなコミュニケーションを取るようにすれば,

あなたの言葉を信じて,生徒は納得することでしょう。

日頃の積み重ねが大切です

最後までお読みいただきありがとうございました。

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