成績が伸びる子どもとは

みなさんはこんな経験ありませんか。「成績が伸びない」「定期テストでいい点が取れない」

「部活動で活躍できない」,そんな悩みを抱えた親御さんのモヤモヤ解消になることを願って

今回はお話します。

1.成績が伸びる子どもとは

学業でも部活動でも,成績が伸びる子どもたちには共通する特徴がいくつかあります

自分の子どもや受け持っている生徒の特徴を見極めれば,驚くほど成績は伸びていく

ことでしょう。

(1)素直

褒められた時は喜び,叱られたときは反省し,嬉しい時は笑顔,悲しい時は涙を流す。

自分を客観視しており周りからのアドバイスを受け入れることができる

意地を張ったりプライドが高いやつは,自分のやり方や見方に凝って,自分を変えること

ができない。

(2)最後まで諦めない

結果が出ないときでも最後までやり通す意思がある子どもは伸びる。結果が出ないときは

とても苦しく,モチベーションを保つのも難しいですが,理想の姿を想像して1つ1つ

地道に積み上げていくことが重要。

飽きっぽく継続力がない子は伸びない。

(3)家庭環境が安定している

両親を中心とした家族の協力を得やすい。経済的な困窮や家族の不協和では心が安定せず,

成績は厳しいだろう。

事実,定時制に勤務していた時は家庭環境に問題が多い子どもは成績も振るわなかった。

逆に言えば,振るわないから定時制に来たともいえる。

(4)友達から信頼されている

困ったときに友人から助けてもらうことができる生徒は伸びる。

逆に困っている友達を助けてあげることができる生徒も伸びる。

我関せず,自分は自分,他人は他人の生徒は成長に限界がある。

2.伸びる時期

伸びるのには時間がかかります。勉強をして1日や2日で成績が伸びることはあまり

ないです。

なぜか。

勉強であれば,様々な知識がつながる瞬間があります。

例えば,数学の公式が物理の公式で応用されていたり,英語で文法がわかってくると国語の

読み取りがより正確になってきたりなど,ある瞬間に複数の教科がつながります。

ある程度,勉強の質と量がないとこの感覚はわかりません

部活動でも同様です。地道な練習が難しい技術の基礎になっていたり,全然関係ない種目の

動作がヒントになり体の動かし方が腑に落ちたり。

ある程度の時間がかかります。

3.まとめ

持って生まれたの知識や能力に個人差はありますが,大差はありません。

後天的な能力の獲得には先天的な能力より,本人の性格と環境が重要です

小さい時からの関わり方で伸びる子どもになるのか,そうでないのかが決まります。

自己肯定感を高める関わり方が重要だと私は思います

最後までお読みいただきありがとうございました。

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