教員の1日 ~休日の部活動編~

教員の働き方改革が各メディアで取り上げされていますが,業務内容と労働時間との関係に

ついて私の場合を例に挙げてみたいと思います。

公立高校の場合,多くの先生が部活動の顧問になっています。運動部・文化部を問わず,

経験のない部活動の顧問をすることも少なくありません。

休日に行われる部活動について,私の場合を例に挙げてみたいと思います。

1.起床~出勤

6:30 起床

 子どもと一緒に起床,着替えや洗面,散歩等をする。平日と変化なし。

7:45 家を出る

 午前中に部活動がある場合は,通常よりも遅く家を出る。

2.出勤~部活動 

8:15 出勤

 土日祝は平日と異なり,学校そのものが8時以降にしか開かない。

 公立高校の場合,機械警備や警備会社との契約の都合上,早めに学校を開ける場合は事前に

 事務室へ相談しておく必要がある。

8:30~12:30

 平日よりも多くの時間,部活動ができるため,8:30には活動できるよう準備をする。

 OBやOGが部活動に遊びに来てくれたり,外部コーチがきてくれることもある。

 OB・OGや外部コーチがいても顧問はいなければならず,不測の事態が起きた時に対応

 しなければならない。4時間の部活動指導をして時給に換算するとは8~900円程度。

 5時間以上になると当該都道府県の最低時給を割り込む。

 手当は少なく責任は大きいため,全くもって割に合わない仕事である。

 未経験の部活動だとすると,興味のない競技や種目に強制的に付き合わされることに

 なり,ストレスが大きくかかる

3.部活動終了~退勤

12:30 部活動終了

 生徒の帰宅を確認して職員室へ戻る。部活動後に仕事を始める先生は少ないが,誰にも

 邪魔をされずに教材研究や授業準備等ができるため,昼食を取りながら仕事をすることも

 ある。電話や来客対応,急な仕事を振られることがないので自分の予定通りにできる。

13:00~ 退勤

 特に何もなければ退勤する。昼食は帰宅後に取るので,14時以降になることが多い。

 職員室に残って仕事をする場合は,昼食を食べながら行う。平日の休みと違い,

 ゆっくり味わいながら食べることができる。

4.まとめ

休日の部活度を実施する場合は,このような感じです。午前中だけの活動とはいえ,帰宅する

のは午後であり,場合によっては夕方になる。OG・OBや外部コーチが来ると部活動に活気が

より一層出るが,面倒なことになることもある(実際にあった)

興味や関心,未経験の部活動の顧問になった場合の対象方法は3つ。

(1)建設的な方法

 その競技・種目について情報収集して,自分も活動をする。

(2)楽な方法

 複数顧問がいる場合は,自分以外の顧問にお願いをする。

(3)ストロングスタイル

 休日の部活動はすべて取りやめ,平日のみの活動にする。

様々な対処の仕方があるので,自分にあった方法でストレスを少なく活動することが

いいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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